ウェブカツ!! タッチタイピングできないとウェブカツは厳しい?

結論から言うとかなり厳しいです。
理想を言うと、ある程度タッチタイピングに自信をもてるようになってからウェブカツを始めた方が効率がよいと思います。

typing

私のタイピングスペックについて

お恥ずかしながらタッチタイピングができません。
なにが恥かと言うと、DTP業界・IT業界あわせて17年近くになるにも関わらず、ということです。

いまは小指をあまり使わない独自スタイルになっています。
独自なんていうとそれっぽく聞こえますが完全に悪癖です。

しかしなからそんな超絶悪癖でも、総打鍵数の7~8割はキーボードを見ないでも入力できます(ただし日本語ローマ字入力に限る)。

入力スピードもそれなりにあります(悪癖強化)。

ヘルプデスクをしていた際は、誰よりも早く多く、日に10~20通の長文エスカレーションメールを書きまくっていましたし、資料作成もしょっちゅう行っていました、えへん(悪癖強化)。

括弧がウザくて申し訳ありません…。
しかしまさに、そこそこうまく行ってしまっていただけに「直そう!」という力学が働かなかったのです。

なぜ悪癖が身についてしまったのか

小指がとんでもなく不器用だったのです。

動きがぎこちなくて、目的の場所に届かなかったり、逆に行き過ぎてしまったり、なぜか目的の場所でだけストップできなかったりします。

薬指との動きの分離も悪く、小指でキーを押すと薬指でも押してしまったりします。
(逆はないんですが…)

このことが原因でおかしな癖がついていきました。

他にあるとすれば、コンピュータを使用し始めた時期にロールモデルが周囲にいなかったことと、ちゃんとタッチタイピングできるようになる前に仕事に就いてしまったことかも知れません。

身近にタッチタイプできる人がいない→適当タイピングのまま。
仕事に就いてしまう→他に優先して学ぶべきことが増えてしまった。
ってな感じです。

当然、職場には超絶スピードでタッチタイピングできる人が数多くいましたが、そのころには「自分にはできないもの」との刷り込みが完了してしまっていました。

ウェブカツがツラくなる理由

さて、そんな私がウェブカツを始めて最初にブチ当たった壁がまさにタッチタイピングでした。

理由は「大量の写経」です。
ウェブカツでは学習初期は大量の写経が待ち構えています。

ここでタッチタイピングが習得できていないと…

  1. ウェブカツの画面をみる
  2. エディタの画面をみる
  3. 時々キーボードをみる

という3段構えの体制になります。

これだけでも十分ストレス&効率低下な上に、以下のオマケがついてきます。

  • 入力すること自体に意識を奪われ、コードの意味を意識しながら入力することが困難
  • 視線移動が多く、時に写経場所を間違える
  • 視線移動が多く、予期しないTypoが発生しやすい
  • 視線移動が多く、目が疲れる

さらに苦しめられるのが記号の入力、特に波括弧やコロン/セミコロン、ハイフン、イコール、\マーク、アンダースコアなどですね。

全 部 小 指 で入力すべき記号です!

CSSやjs/jQuery、PHPでの入力をスムーズに行うには、これらの記号をタッチタイプで入力することが避けて通れません。

これらは私の独自打法(笑)とは相性最悪です。

最近、自分が「写経嫌い」なのか「素早くスムーズに入力できないことが嫌い」なのかよくわからなくなってきました…。

こうなってくると、「新しいことを吸収している」という喜びが減り、ウェブカツを進めるモチベーションも低下してしまいます。

ウェブカツ鬼十則には「楽しさなど捨てろ」とありますが、「本来しなくて良い、むしろすべきでない、したところで何の益にもならない苦労をしている」という認識は、それとは別次元の苦しみがあります。

今後の展望

実はソフトウェア開発へ鞍替えしようと考え始めた一昨年頃から
「ホームポジションを意識する」「なるべく小指を使う」ということを、やんわりと実践するようにはしていました。

結果、「あれ?意外と小指動くなあ…練習次第かなあ…」ということに気づくことができました。

「自分にはできないもの」というメンタルブロックも、60代だった母でもできるようになったのを見て、とうに解消されていました。

残す問題は2点
「ちゃんと練習を始めて、継続することができるか」と
「仕事だから、急ぎだからと悪癖を使ってしまわないか」
ですね。

これについては別記事で書いていきたいと思います。

最後に

「学習初期に丁度良いレベルのロールモデルがいること」というか
「ここまではできなきゃダメです」とハッキリ示してくれる存在がいることって本当に大事だと思いました。

それがないとこうなる、という見本がまさに今の私です😣